町中でトンボや野鳥の姿を見かけなくなって久しい。トンボと野鳥やカエルたちだって棲息地が無くなってしまえば、引越ししなければならない、そんな受難の時代になっています。
高度に発展した現代社会は、確かに生活に潤いと安定を与え、貧しさは遠い過去となってしまった。だが豊かさと引き換えに失くしたものも実に多い、それが顕著に言えるのは、生き物たちが生活し子孫を残していた自然です。
高度成長と並行して開発の対象となった周辺の小高い丘や山、雑木林を縫って流れていた小川、田んぼと畦道、灌漑用の溜池や湿原はブルドーザーに削られ、今は町中の地下深くに眠ってしまった。
しかし、自然の恵みと安らぎの大切さを感じ、「残さなければ」と気が付いた人達も居たのです。私の周辺でも開発から逃れられた池と水辺のある風景、雑木林を伴った小高い山が公園に整備されています。
小さいながらも憩いの場所になり、子供も大人も自然に親しめる環境が作られました。いつも散歩コースにしている周辺には、そんな公園が半径2キロ以内に大小10数ヶ所あります。自然に親しみ心癒される時間が戻りました。
幼い昔、親しんだ小さな生き物たちも、徐々に戻りつつあります。野うさぎ、いたち、きじ、野ばと、赤いお腹のいもりはまだですが、トンボ、ミズスマシ、げんごろう、たがめ、カエル、へび、めだか、どじょう、野鳥達は帰っています。
子供たちの心に優しさや思いやりの気持ちを抱かせるのは、そんな自然と生き物達との触れ合いが原点になると思います。趣味のウォーキングも「自然観察の日」「スケッチと写真の日」「散歩オンリーの日」と分けて楽しんでいます。
公園の自然環境をちょっと紹介しましょう。野鳥観察の場、トンボやカエルの居る水辺、生き物の姿、山ツツジや雑木林などです。自然と生き物に親しむのは、楽しいものです。お子様やお孫さんを連れて観察して見ましょう。郊外へ行かなくても身近にそんな素敵な公園が必ずあるのです。 |
春と共に虫たちもお出ましだよ、観察日記をつけなきゃー
徒歩、自転車、車のとき携帯する観察道具。バードウォチングには
望遠鏡や望遠レンズは必需です。観察スケッチ帳も画材もあれば良い。
トンボ・野鳥観察場の写真 |
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特に訪れる3ヶ所の水辺公園と小さな湿原です。つい30年ほど前は
里山であり、山間の田畑を潤す水源でした。今、周りは全て住宅です。 |
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本来の里山は、薪を集め山の幸を頂く生活の場であった。失われた
広大な自然の里山には比べようもないが生き物には大切な棲家です。 |
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小鳥のさえずりは途切れず、春には芽吹き、やがてカエルの卵も
見え、虫たちの営みが始まるのです。子供たち水辺の生物を見てね |
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水が温む三月彼岸の時期になりました。公園の湿原にはカエルさんの卵がいっぱいです。やがておたまじゃくしになって泳ぎだします。カエルになるまで観察すると楽しいよ!おじいちゃんたちも昔はみんなが生き物とお友達でした。
町の中にもお家の周りにも通学路にも自然がいっぱいでした。生き物と生活を一緒にすることはとても大切だと思います。お父さん、おじいちゃん、どうかこどもたちに素晴らしい自然の営みを見せてやってください。
お母さんは卵を見て「気持ち悪い」と言うかも知れないけれど、お子さんには空気や水の大切さ、生命の大切さが必ず伝えられます。 |
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